2022年01月23日( 日 )
by データ・マックス

『脊振の自然に魅せられて』福岡市で唯一の渓谷「野河内渓谷」を甦らせよう(1)

 「野河内渓谷」は、福岡市早良区南部に位置し、井原山(983m)直下の水無鍾乳洞と井原山からの清流に源を発する、福岡市で唯一の大きな渓谷です。野河内渓谷から八丁川へと名前を変え、曲渕ダムへと水の旅をしています。

 レジャーが多様化する前、バスも野河内渓谷入り口まで走っており、この地は多くの家族連れでソーメン流しや渓谷遊びなどで賑わっていました。しかしその後、時代は様変わりし、渓谷は渓流釣り、井原山への登山者、地元住民など、一部の人たちが知る場所へとなってしまいました。
 渓谷入り口から約800mの遊歩道がありますが、整備されることもなく、遊歩道の支柱の一部はぐらつき、鎖も錆び切れてなくなり、切れる寸前のものもあり、安全に探勝を楽しめる場所とは言える状態でありませんでした。

野河内渓谷を甦らせよう!

 そこで、美しい渓谷を取り戻そうと地元の自治会が立ち上がり、2012年度に福岡県森林づくり活動公募事業の補助金を受けて、7月より活動を開始。「明るい森づくり」「渓谷内の遊歩道の整備」を活動のテーマとして、渓谷内の倒木や流木処理、孟宗竹の伐採、遊歩道の整備を行いました。
 また、福岡市早良区役所も早良南部活性化事行として「早良みなみ塾」を立ち上げ、分科会の1つとして自然環境分科会を応援しました。
 事業が進むにつれて、脊振山系の道標整備活動事行を継続すべきボランティア団体「脊振の自然を愛する会」へ事行を統合し、渓谷の整備も合わせて活動を継続することになりました。13年4月のことでした。

 まずはプライオリティ(優先順位)として何をやるか。遊歩道の支柱強化や鎖の補強を完全に仕上げることに取り組むことにしました。

2017年7月24日記
脊振の自然を愛する会 代表 池田友行

 
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