2024年04月20日( 土 )

朝倉市の田畑に大量の建築廃材 目撃者おらず住民困惑

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡県朝倉市の田畑や水路に、建築廃材などのごみが不法投棄されていることがわかった。場所は朝倉市下渕の農道に面した田畑で、住民から相談を受けた区長が「廃棄物の不法投棄」として市に相談。警察も現場検証したが、目撃者はおらず、犯人の特定には至っていない。

 朝倉市環境課によると、市が区長から「道路と田畑に建築資材が不法投棄されている」と通報を受けたのは、17日朝。市はすぐに現場に向かい、警察に協力のもと調査を実施。ごみは、石膏ボードや木材など内装の解体工事で排出されたような内容だった。周辺住民から15日昼にはすでにあったとの情報もあり、14日以前に捨てられた可能性もあるという。

 不法投棄の目撃者はおらず、捜査は難航している。ごみは発見されたときのまま、保存されているが、農作物の栽培に支障が出るため、市は警察と対処を検討している。

【東城 洋平】

 

関連キーワード

関連記事