2024年04月20日( 土 )

「ジャパネットスタジアム」実現へ 三菱重工長崎工場跡地落札に大きく前進か

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 (株)ジャパネットホールディングス(本社:長崎県佐世保市、高田旭人代表取締役社長)が外資系コンサルと組んで応札したことで大きな話題を呼んだ、長崎市の三菱重工幸町工場跡地活用事業。ここにきて、ジャパネットHDの落札とV・ファーレン長崎のホームスタジアムを含む総合エンターテインメント施設の建設が大きく近づいたとみられる。

 事情に詳しい関係者によれば、すでに報道されているとおりジャパネットHD以外にも応札している有力な企業グループがあるものの、提示している計画や条件などでジャパネットHDが他を大きくリードしているとのこと。

 実現すれば、V・ファーレン長崎のホームスタジアム、ホテル、オフィスビル、イベントホールなどを含む総合エンターテインメント施設が建設されることになる。初のJ1挑戦となったV・ファーレン長崎はリーグ戦4試合を終えて2分2敗。まだ勝利には恵まれていないが、得失点差は-2。ルヴァン杯では勝利を挙げるなど、下馬評を覆す健闘を見せている。データ・マックスのインタビューで「目標はJ1残留ではない」と語った高田明社長の言葉通り、さらに順位を上げるだけのポテンシャルを秘めている。

 健闘を続けるV・ファーレン長崎をさらに力づける、新スタジアム建設となるのだろうか。

 

関連キーワード

関連記事