2024年05月05日( 日 )

エンゼルス大谷、2試合連続ホームランで「本物」を証明

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 アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は4日、インディアンス戦に8番・DHで出場。5回に2試合連続となる同点の2ランホームランを打ち、チームの勝利に貢献した。

 足を高く上げた日本時代と異なり、ステップしない動きの少ないフォームで、鋭く外角高めのストレートを叩くと、打球はセンター左よりに飛び込んだ。

 YouTubeに寄せられたアメリカ人野球ファンのコメントを紹介しよう。
 「大谷の最初のホームランを見ても、懐疑的なヤツは『変化球を打っただけだ。ストレートには対応できない』『別に一流のピッチャーを打ったわけじゃない』と言っていた。今回のホームランで、大谷はどっちの疑問にも答えてみせたね」

 今回大谷の犠牲になったのは、コーリー・クルーバー。メジャー7年目で最多勝2回、最優秀防御率1回、サイ・ヤング賞(日本の沢村賞にあたる最優秀投手表彰)2回という、堂々たる一流ピッチャーだ。

 投打両面で、その実力を証明した大谷。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は、大谷の打順や起用法について嬉しい悩みを抱えることだろう。

【深水 央】

 

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