2024年03月29日( 金 )

ビルマネージメント創業者・吉田氏の新たな門出を祝う会、盛大に開催

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 今年2月、総合ビルメンテナンス業の(株)ビルマネージメント(本社:福岡市博多区)創業者の吉田晃氏がフジ総業(株)(本社:山口県周南市)に株式を売却。それにともない、創業以来17年にわたってビル管理・保守に尽力してきた吉田氏は、経営の一線から退いていた。

 その吉田氏の新たな門出を祝う会「吉田晃さん Starting Over」が5月19日、福岡市中央区のイタリアンレストランで開催された。「Starting Over(新たな旅立ち)」と名付けられた同会には、約70名が参集。吉田氏の新たな門出を盛大に祝った。

 会では、米ロックスター、故・エルビス・プレスリーの『Elvis Festival 日本大会』で優勝した西島幸宏氏を始め、吉田氏の友人のミュージシャンらが多数友情出演し、一流の演奏や歌唱を披露。吉田氏のお祝いに駆けつけた人たちは、約3時間にわたって、美味しいイタリアンと豪華な音楽演奏を楽しんだ。

 同会の挨拶で吉田氏は、自身の新たな挑戦として、企業内託児所を中心とした保育事業への参入を発表した。

 「私には、30代のころから『“少子化の進行”と“食料自給率の低下”が、やがて国を滅ぼしてしまう』という持論がありましたが、これまで手がけていたビルメンテナンス業では、それを何とか食い止めようという実践が行えずにいました。今、こうして自分自身の新たな挑戦を考えるにあたって、保育事業に挑戦することで、少しでも日本のお役に立っていきたいという思いです」(吉田氏)。

 吉田氏は今後、6月初めにも新会社を立ち上げて保育事業へ参入することを予定。ITを駆使した先端的な管理システムを導入し、園児の登園・退園などの情報を“見える化”することで、親御さんが離れた場所からでも子どもの状況を常に把握できるようにし、安全安心の子育ての手助けを行っていくという。

 

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