スマホゲーム最大手サイゲームス、佐賀駅前に自社ビル建設

　「神撃のバハムート」「Shadowverse」などのヒット作を次々に送り出すスマホ向けゲーム開発国内最大手のサイゲームス（本社：東京都渋谷区、渡邊耕一代表）は9日、佐賀市内で記者会見を開き、佐賀駅近くに同社の自社ビル「Cygames佐賀ビル（仮称）」を建設すると発表した。全高17mの鉄骨4階建て、延床面積は約4,655m²を予定している。同ビルにはスマホアプリなどのデバッグを行う「佐賀デバッグセンター」を置き、200名以上の雇用を確保するとしている。
　佐賀県・佐賀市と立地協定を結び、佐賀県が所有していた土地を購入したうえで19年2月に着工し、同年12月に竣工する予定。

　サイゲームスの渡邊耕一代表は佐賀出身。佐賀県鳥栖市に本拠地を置くJリーグJ1サガン鳥栖のメインスポンサーとしても注目を集めている。「佐賀を元気にしたい」という渡邊代表の志が、佐賀の地域経済にも好影響を与えようとしている。

【深水　央】

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