【平成30年7月豪雨】久留米市でボランティア活動続く
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6日に発生した豪雨により、住宅1,545棟の浸水被害、202軒の床上浸水被害を受けた福岡県久留米市。同市では9日よりボランティアセンターを開設し、11日より活動を行っている。
久留米市北野町千代島で被災した1人暮しの86歳の女性によると、6日の朝、目覚めると玄関から高さ30cmのところまで浸水していたという。
この女性は1953年(昭和28年)6月、筑後川などが氾濫し、死者・行方不明者を1,000人以上出した西日本水害の経験者。当時は柳川市に住んでいたといい、今回で2度目の水害を経験したことになる。「今回、被災したが、ボランティアの方々がきてくれた。1人では生きていけないことを実感した。ありがたい」と話した。家屋からは次々と畳が運び出されていた。ボランティアセンターによると、派遣先は北野町、城島町、合川町など計14カ所。11日は60名、12日は103名が参加して、家屋の畳の後片付け、泥のかき出しなどを行っている。なお、13日は個人の受付は行わず、団体受付のみで派遣先は北野町のみ。14日以降のボランティア受付は、「本日(13日)夕方、ホームページで告知したい」としている。
【矢野 寛之】
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