J1サガン鳥栖は16日、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの佐賀初お目見えとなる「ウェルカムセレモニー」を、佐賀市の幕末維新記念館(市村記念体育館)前で開催した。
この日の佐賀市は、午前9時には気温30度を超える猛暑。だが、その暑さにも負けず、2,000人を超える老若男女の鳥栖サポーターが、「トーレスに歓迎の気持ちを伝えたい」と野外会場に集結した。
鳥栖のチームカラー、ブルーとピンクのユニフォームを身にまとったトーレスが壇上に姿を現すと、サポーターからスタジアムさながらのどよめきが上がる。マイクを握ったトーレスは「アトレティコ・マドリー時代に訪れたベストアメニティスタジアムの熱気はよく覚えている。サガン鳥栖のファミリーとして、できれば日曜日(22日)の試合に出場し、ゴールを決めたい」と鳥栖でプレーすることへの熱意を語った。
また、多くのサッカーファンに衝撃を与えたおやじギャグ「ほんトーレス」「ありがトーレス」については、「知っているし、意味もわかっている。楽しいことだと思っているよ」と笑顔で応えた。会場ではサガン鳥栖オフィシャルから、このセリフが入ったTシャツが1着4,000円で販売されていた。
調整が順調に進めば、本人のコメント通り22日の試合出場も可能だろう。22日は、ホーム・ベストアメニティスタジアムにベガルタ仙台を迎える一戦。トーレスは、J1下位に沈む鳥栖の救世主になれるだろうか。
【深水 央】
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