TATERU でも改ざん 預金残高の水増し「あった」

　31日、アパート販売の(株)TATERU(東証一部)は、投資家の預金残高データを実際よりも多く改ざんし、西京銀行の融資審査を通りやすくしていたことを認めた。ほかにも同様の改ざんが行われていたかについては、社内で調査しているという。

　TATERU は2006年創業、15 年に東証マザーズ、16 年に東証一部へ市場替えしていた。業績は右肩上がりで推移。17年12月期は売上高670億円(76%増)、経常利益58億円(55%増)を計上し、18 年12月期は売上高766億円、経常利益70億円を見込んでいた。31日時点の時価総額は1,425億円。