2024年04月25日( 木 )

福岡市動物園・新エントランス施設が10月20日にオープン

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▲新エントランス施設内の「動物情報館」パース
 (福岡市動物園提供)

 福岡市中央区の「福岡市動物園」では、2016年秋よりリニューアル工事を進めていた「新エントランス施設」が間もなく完成を迎え、10月20日にオープンする。これまでの動物園正門と総合案内所としての機能のほか、新たに「動物情報館」や飲食施設、物販施設などが入る。

 「動物情報館」には、最新のデジタルコンテンツを使った体験型の展示を導入。立体イラストマップによる園内の動植物の紹介や、バスの車窓を模した映像での動物の生態紹介など、2つの体験コーナーと4つの体験ラボ、ライブラリーなどで、動物園をもっと楽しくするとともに、動物に関する学習ができる情報や体験を提供する。また、新設される飲食施設と物販施設は無料エリアに配置されているため、入園者以外の利用も可能。地元食材や地元企業とのコラボレーションによるオリジナルメニューや、オリジナルグッズなどを取りそろえる。そのほか、施設の地下には普通車89台分の駐車場に加え、自転車39台、バイク3台分の駐輪場も新たに整備される。

▲新エントランス施設正面(福岡市動物園提供)

 福岡市動植物園の担当者は、「新エントランス施設のオープンにより、小さな子どもから大人まで幅広い世代の方々に、もっと楽しんでもらえるような動物園になれば」と話す。

 なお、今回の新エントランス施設のオープンに合わせて、無料の公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」のサービスも開始される。また、最寄り駅となる福岡市地下鉄・七隈線「薬院大通駅」では、副駅名「動植物園口」が9月20日から表示されるとともに、動植物園までのアクセスを案内する誘導サインの設置も行われる。

【坂田 憲治】

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