2024年04月30日( 火 )

信号機がない横断歩道、福岡県の一時停止率は18.4%

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 JAFは8月15日から9月13日の期間、「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査を行った。
 福岡県では、信号機が設置されていない福岡市内の2カ所の横断歩道を通過する車両125台を対象に調査したところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか23台で、一時停止率は18.4%にとどまった。全国平均8.6%(948台/11,019台)は上回ったが、全国一位の長野県の58.6%(75台/128台)には遠くおよばなかった。
 詳しい調査結果はJAFホームページから。

 なお2017年6月に「ドライバーが一時停止しない(できない)と考えられる理由」をアンケート調査したところ、下記の理由が挙がっている。

 1:自車が停止しても対向車が停止せず危ないから 44.9%

 2:後続から車がきておらず、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思うから 41.1%

 3:横断歩道に歩行者がいても渡るかどうかわからないから 38.4%

 4:一時停止した際に後続車から追突されそうになる(追突されたことがある)から 33.5%

 5:横断歩道に歩行者がいても譲られることがあるから 19.9%
※上位5つを掲載。合計100%を超えるのは複数回答のため

 交通ルールでは本来「横断歩道を横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない」と「横断歩道における歩行者優先」が交通ルールで定められている。

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