2024年03月19日( 火 )

「ヒューペルンA カプセル」認知・記憶障害の予防、記憶力・学習能力の向上に有効!(後)

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(株)龍泉堂

認知症患者への投与試験で認知機能が有意に改善

 脳の活性化する作用はヒト試験でも実証されている。認知症患者を対象とした脳の機能改善の臨床研究では、ヒューペルジンAを200μg(コグニアップ®としては20mg)摂取することによって、脳の認知機能(見当識・記憶力・計算力・言語的能力・図形的能力)が有意に改善することが認められた。
 また、日常生活動作(食事やトイレでの動作、排便、排尿、入浴、洗顔、着替え、歩行、階段の上り下り、記憶、コミュニケーションなどの日常生活を送るうえで、必要とされるさまざまな身の回りの動作)も有意に改善することが認められている。

 多発脳梗塞性の認知症患者56名を対象に行った臨床試験では、被験者を(1)ヒューペルジンA群28名(64±7歳)、(2)プラセボ群28名(64±6歳)に無作為に振り分けたプラセボ対照試験を行っている。(1)には1日にヒューペルジンA 100μg(コグニアップ®としては10mg/日)を4週間摂取させ、両群を比較した。WMS検査により総合的な記憶能力(MQ値)を評価した結果、ヒューペルジンA(100μg/日)を4週間摂取することによって、認知症患者の記憶能力が有意に改善することが認められた【図3】。

 また、老人性認知症患者(104名)にも同様の比較試験を行っている。試験では、(1)ヒューペルジンA群52名(63±7歳)、(2)プラセボ群52名(62±6歳)の2群に分け、(1)にはヒューペルジンA 60μg/日(コグニアップ®としては6mg/日)を2週間させ、MQ値を評価した。結果は、ヒューペルジンA(60μg/日)を2週間摂取することによって、初老性の単純記憶障害者における記憶能力が有意に改善することが認められた【図4】。

中学生対象の研究で記憶能力・言語能力向上を確認

 また、同社では、中学生を対象に記憶・学習能力の改善効果を探る臨床研究も実施している。臨床研究では、中学生68名を(1)ヒューペルジンA群34名(15.0±0.6歳)、(2)プラセボ群34名(15.0±0.8歳)に分け、(1)にヒューペルジンA 200μg/日(コグニアップ®としては20mg/日)を4週間させ、MQ検査で記憶力を評価、WMS検査で語学・数学の能力を評価した。

 結果は、ヒューペルジンA群は、記憶能力が有意に改善することが認められ、記憶の蓄積および再生能力も有意に増加することが認められた。そのほか、図形(視覚情報)や触覚の記憶能力も有意に増加することが認められ、母国語および英語の成績も有意に向上することが認められた【図5、6、7】。

安全性も確認済み

 「ヒューペルンA カプセル」の原料である「コグニアップ®」は、これまでに副作用の報告はなく、基原原料トウゲシバは中国をはじめ、アジアや北米で食品やサプリメントとして利用されており、長い食経験上で安全性に問題がないといえる。さらに、コグニアップ®原料においても安全性試験を実施し、安全性に問題のないことを確認している。

(了)

<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都豊島区西池袋1-5-3
TEL:03-3985-8346
FAX:03-3981-1349
URL:http://ryusendo.co.jp
事業内容:原料・OEM、最終商品販売

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