ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪
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NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は
日航ジャンボ機墜落事故の際にボイスレコーダーに残されたある言葉について言及した1月17日付の記事を紹介する。
拙著『国家はいつも嘘をつく
――日本国民を欺く9のペテン』(祥伝社新書)
https://bit.ly/2TPxt0f4章 捏造と隠蔽と
NO.5「日航ジャンボ機123便」の嘘に1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機墜落事件について記述した。
森永卓郎氏が日刊ゲンダイのコラム「週末オススメ本ミシュラン」に掲載下さった書評
https://amzn.to/2KtGR6k
でも、森永氏が日航ジャンボ機墜落について関心を持ってこられたことが記述されている。
多くの人々は、ジャンボ機墜落という悲惨に事故としか受け止めていないが、重大な謎が残されたままなのだ。拙著では、NO.4「2020東京五輪」の嘘も取り上げて、「買収工作」についても記述した。多くの方から反響がある。その結果として、重版が決定された。
ありがたいことと感謝しているが、一人でも多くの方々が、拙著をご高読くださり、取り上げたテーマについての考察を深めてくだされればありがたいと思っている。日航ジャンボ機123便墜落事件に関して拙著が指摘したのは、謎を解く最大のポイントが、123便の衝撃音発生直後にコックピットで発せられた言葉にあるという点だ。
8月12日18時24分に大きな衝撃音が発生した直後に、コックピットのフライトエンジニア(航空機関士)が重大な言葉を発している。
その言葉とは「オレンジエア」である。
この「オレンジエア」こそ、事件の謎を解くためのキーワードであると私は考える。事故調査委員会報告書は、ボイスレコーダーに記録されたコックピット内の音声を文字に書き起こしている。しかし、そこに書かれている言葉は
「オレンジエア」ではなく「オールエンジン」である。ボイスレコーダーの音声は、テレビの特集番組で放映されたことがあり、拙著では現在もインターネット上で閲覧可能なYouTube動画を紹介した。
2000年11月9日に放送されたフジテレビ番組
「ザ・ノンフィクション
日本航空123便墜落事故 15年目の検証」
https://www.youtube.com/watch?v=7poQ8oyuBQMである。
このことを1月15日付メルマガ記事で紹介した際に、改めてサイトを確認したところ、動画が削除されたことが判明した。12月に、ある国会議員と会食した際、その議員が拙著を読まれ、YouTube動画を確認された上で、「オレンジエア」という音声を確認されたと伺った。
この時点ではサイト上で閲覧可能だったと考えられる。その後に、削除された模様だ。音声が「オレンジエア」であるとの指摘が極めて不都合なのだろう。
しかし、メルマガ読者から早速、新しい情報をいただいた。下記サイトで音声を確認できる。深く感謝申し上げたい。
https://bit.ly/2RRj6v9
冒頭に爆発音があり、コックピット内の緊迫したやり取りが録音されている。
17秒経過時点で発せされているのが「オレンジエア」という音声である。重要なことは、この音声が「オレンジエア」としか聴き取れないことなのだ。
事故調の報告書には「オールエンジン」とある。フジテレビ番組は音声解析の専門機関に当たって、「ボディギア」という言葉を提示した。※続きは1月17日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「日航ジャンボ墜落事件キーワード『オレンジエア』」で。
▼関連リンク
・植草一秀の『知られざる真実』関連キーワード
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