• このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年04月18日 15:35

下水汚泥燃料化事業で式典 福岡県御笠川浄化センター

下水汚泥燃料化施設を見学する小川知事ら

 福岡県は18日、1日に供用を開始した下水汚泥の燃料化事業の完成を祝う式典を御笠川浄化センター(福岡市博多区那珂)で開いた。この事業は、下水の処理過程で発生する汚泥を炭化処理し、石炭代替燃料(バイオマス燃料)として火力発電所(長崎県松浦)で利用するDBO(設計施工、運営維持管理一括発注)事業。約104億円で電発・月島・三笠JVが受注していた。今後20年間の維持管理・運営は(株)バイオコール福岡御笠川が行う。同事業により、年間約2100tの石炭利用の削減、年間約5800t-CO2削減のほか、トータル約30億円(建設費・維持管理費)の経費削減が見込まれる。

 御笠川浄化センター(計画処理能力26万7400m3)は、同県最大級の流域下水処理場として、1975年度から福岡市、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市6市の下水処理を行っている。発生した下水汚泥の処理費用は、維持管理費用全体の約35%を占めており、コスト管理が重要な課題になっている。県ではこれまで、溶融処理による建設資材化などを行っていた。

 下水汚泥燃料化施設は、既存の汚泥溶融施設を改築し、整備。設計・施工は月島機械(株)が行った。炭化処理は、消化ガスを熱源とする蒸気による加熱(250℃〜300℃)で行う。処理能力は約100t/日。施設建設費用は約38億円。

 式典で挨拶に立った小川洋・福岡県知事は「(この施設は)循環型社会の推進に供することを目的に設置された最新の施設だ。今後の社会情勢の変化や技術の進歩など時代の流れをしっかり捉え、これらに対応しながら下水道の整備を着実に進め、県民の快適な暮らしを支えるとともに、環境との調和を図りながら、住み良い福岡県をつくっていきたい」などと期待を寄せた。

 同様の事業は、北九州市の日明浄化センターで2015年10月から稼働している。福岡市の西部水処理センターでも整備が進められている。

【大石 恭正】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2019年11月21日 17:16

九州自動車道で渋滞が発生NEW!

 九州自動車道(上り線)では21日午後5時現在、筑紫野IC~太宰府IC間で7kmの渋滞が発生している。

2019年11月21日 15:21

【政界インサイダー情報】国土交通省、国へのIR申請期間を正式に提示NEW!

 NHKなどで報道されたので、皆さんもすでにご承知のことと思いますが、国土交通省は19日、先日ご説明した「RFP」について、IRに関する各候補地の管轄行政から国への申...

美談の裏で─ライオンズクラブ337-A地区と朝倉災害支援─(4)NEW!

 大きな被害に見舞われた朝倉市立松末小学校(2018年3月閉校)の復旧活動の先陣を切り、地域を一体にするきっかけをつくった公益財団法人朝倉青年会議所(朝倉JC)。

2019年11月21日 14:14

九州地銀の2020年3月期 第2四半期(中間期)決算を検証する(1)NEW!

 九州地銀(18行)の2020年3月期の第2四半期(中間期/9月期)決算発表日の推移表をみると、トップで発表したのは西日本FH(西日本シティ銀行・長崎銀行)で、昨年よ...

2019年11月21日 13:43

『脊振の自然に魅せられて』「見事な脊振の紅葉」

 「そろそろ脊振の紅葉時期だ」。4駆のマイカー(トトロ2号)で椎原のバス停から板谷峠に続く県道136号の山道を走る。上り坂の中間地点にある荒谷集落付近は2年前に起きた...

2019年11月21日 13:17

続々・鹿児島の歴史(3)~大隅の神宮と寺院~

 平安時代、政府の地方支配は重税の関係から徴税が困難な状況で、深刻な状態でした。『今昔物語』巻二四に「大隅国の郡司和歌を読めること」という説話史料があります。趣旨は、...

2019年11月21日 11:17

【業界ウォッチ】渋谷スクランブルスクエア

 東急が中心となってJR東日本、東京メトロも参画する高さ約230m地上47階地下2階の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア(東棟)」が11月1日に開業した。17階...

2019年11月21日 11:11

スーパーマーケット 表の事情と裏の事情(15)~揚げ物ばかりの総菜売り場

 惣菜のポイントは「選べる質と量」だ。店舗にとって生産性を考えると揚げ物が一番良い。加工のほとんどを店の外で行えるからだ。店舗では揚げるだけだから手間ひまは加工食品に...

2019年11月21日 10:57

【凡学一生のやさしい法律学】憲法改正について(8)

 安倍晋三総理大臣は自衛隊の存在が常に憲法違反だと野党勢力によって非難されていることは、自衛隊職員にとって、いわれなき苦痛であり、自衛隊の存在を憲法違反と非難されない...

2019年11月21日 10:49

アベノミクスがもたらした日本経済崩落 政治刷新による国家保障最低ライン引き上げ急務(1)

 日本経済の凋落が目を覆うばかりである。メディアによるアベノミクス礼賛と茶坊主言論人の日本経済礼賛は戦時下日本を彷彿させる。大資本利益極大化と国民窮乏化を追求する政策...

pagetop