西鉄の連節バス、7月22日より北九州エリアでも運行開始
2019年7月1日 17:06
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西日本鉄道(株)(以下、西鉄)の100%子会社であり、北九州エリアでの路線バスの運行を行っている西鉄バス北九州(株)(北九州市小倉北区)は、7月22日(月)より小倉-黒崎間と小倉-戸畑間で、大量輸送が可能な「連節バス」の運行を開始する。
西鉄では、福岡市と協働の新たな交通システム「都心循環BRT」の形成に向けた取り組みの1つとして、福岡市内の天神・博多・ウォーターフロント地区で、2016年8月から連節バスの運行を行っている。今回、北九州エリアが加わることで、西鉄グループの連節バス運行は県内2都市目となる。
今回導入される連節バスは、メルセデス・ベンツ製の2車体の連節バス「CITARO-G(シターロG)」で、全長は約18m。運行台数は2台で、北九州エリアでの主要区間である小倉-黒崎間を1日7往復、通学時間帯に多くの利用がある小倉-戸畑間を1日1往復する。今回の連節バスの導入に合わせて路線を新設するのではなく、既存の路線で運行するかたちで、運賃は通常の路線バスと同額の小倉-黒崎間が380円、小倉-戸畑間が320円。
西鉄バス北九州と北九州市は協働で、人口減少・超高齢化社会に対応した持続可能な公共交通ネットワークの再構築を図るための拠点間BRTの形成などに取り組んでおり、今回の連節バスの導入はその一環。今後は増便や他ルートでの運行についての検討を行うほか、将来的には計10台の連節バスを導入するとともに、連節バスを活用した幹線バスと支線バスの再編や乗り継ぎ拠点の整備なども行っていく予定となっている。
【坂田 憲治】
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