2024年04月20日( 土 )

福浜住宅とニュー堅粕住宅耐震改修事業、設計・施工を一括発注

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
先行して耐震改修工事が進む福浜住宅5棟外観イメージ

 福岡市は、25日、福浜住宅4棟とニュー堅粕住宅6棟の耐震改修事業における、設計・施工一括発注の公募型プロポーザル募集要項を公表した。市では、2025年度までの予定で、市営住宅を対象に耐震改修工事などを通じて、住宅の機能更新・維持保全を促進する「福岡市 市営住宅ストック総合活用計画」を定めており、今回の事業もその一環で行われる。

 福浜住宅では、主に耐震改修工事・屋上防水改修工事、それにともなう設計・監理業務の請け負い業者を募集。福浜住宅4棟の概要は、RC造地上8階・塔屋1階の、延面積5,322m2の全96戸。提案価格の上限は1億3,074万9千円(税抜)で、履行期間は契約締結日(20年2月中旬予定)から21年3月15日までとなっている。

 ニュー堅粕住宅は、主に耐震改修工事・外壁改修工事、それにともなう設計・監理業務の請け負い業者を募集。ニュー堅粕住宅6-A棟の概要は、SRC造14階・塔屋2階の、延面積5,203m2の全63戸。提案価格の上限は3億4,080万円(価格は税抜、なお、この内下地補修工事価格は1,714万6千円)で、履行期間は契約締結日翌日(20年2月中旬予定)から21年3月15日までとなっている。

 今後のスケジュールは、7月26日~8月2日まで診断報告書などの貸与申込の受付、9月9日~同月13日まで一次審査提出書類の受付、10月15日までが提案書の受付締切で、最優秀提案者の決定は20年1月中旬頃を予定している。

【代 源太朗】

関連記事