2024年03月29日( 金 )

【パチンカー代の『釘読み』】お盆商戦はパチンコホールでも

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 明日8月10日(土)からお盆休みに入るという方は少なくないだろう。流通・小売業界ではお中元の販売。映画業界では夏の大作映画の売り込みと、「お盆商戦」が過熱している。

 遊技業界も例外ではない。遊技人口が1,000万人を割り込み、パチンコホールの数も1万店舗割れが目前に迫る※中、顧客争奪戦は熾烈を極めている。「射幸心を煽る」を理由とする広告規制も厳しさを増し、各ホールの集客手段は新台入替を前面に押し出したものへと画一化が進むが、見せ方1つで大分印象は変わるものだ。

導入された新台のラインナップと創業『66』年のフレーズが気になる
新台よりも増台の文字が目立つつくり。増台された機種が熱いのか
新台入替の大きな文字が躍る。裏面はジャグラーでお馴染みのキャラクターが目立つ

 広告を目にした遊技ファンが勝手に「かもしれない」と判断しているだけなので、各ホール側の意図と合致しているわけではない。アピール方法への制限がとにかく多い遊技業界。各ホールには、新規ファン獲得のためにも、「ホールに行ってみようかな」と思わせる創意工夫が、今後さらに求められる。
 
※警察庁公表『平成30年における風俗営業などの現状と風俗関係事犯の取締り状況などについて』参照

【代 源太朗】

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