入札・勝負のわかれ目~博多区新庁舎整備事業
2019年10月9日 17:12
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10月3日、総事業費60億円超で計画されている「博多区新庁舎整備事業」の落札者が発表された。落札したのは大成建設グループ(代表企業:大成建設九州支店、構成員:西日本技術開発、三和興業)だったが、関係者が驚いたのは、同グループの応札額だ。
他3グループが60億円を大きく超えているのに対し、同グループの応札額は57億3,480万円と、金額だけの比較では次順位の鹿島建設グループとの開きは約6億6,000万円だった。
予算が厳しいなか、それぞれが導き出した数字は採算ぎりぎりだったはずだが、それを大きく下回る落札金額だっただけに、驚くのも無理はない。
他3社は応札額では接戦を予想していただろう。勝因は大成建設が設計施工を一括して請け負ったことによるものだろう。複数の業界関係者によると、大成建設グループ以外は構成員に地場ゼネコンが含まれていたが、落札グループは、設計施工を一括して大成建設が担うことで、金額を抑えることが可能になったとみている。性能評価点でも高得点を得た今回の入札は、大成建設グループの完勝といえる。
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