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2020年01月13日 07:00

さまざまな要望に迅速に応える体制を整備 土木業界のコンビニとして地域発展に寄与 一樹百穫 

鋼材販売・リースほか
(株)高太

2階が高太本社

多様な現場からの要求に対応

 当社では、土木建設工事に用いられる鋼材の販売やリース、コンクリート二次製品の販売を行っています。最近では有明海沿岸道路の工事用仮設桟橋および基礎部分に約1万tの矢板を太洋ヒロセ(株)、(株)エムオーテックと共同で納めたり、佐賀市屋外雨水幹線に日本製鉄(株)と共同でハット形鋼矢板700tを納めたりするなど、地域のインフラ整備や建築などの工事現場を材料供給の面からしっかりと支えています。

 また河川護岸や山間斜面の復旧工事現場で活用される昭和機械商事(株)の「かご丸くん」などの新技術・新工法も積極的に導入。さらには2017年の九州北部豪雨で被災した赤谷川流域(朝倉市)の災害復旧工事でも資材を納品するなど、官公庁や建設コンサルタント会社から厚い信頼をいただいています。

 このようにさまざまな製品の販売や工法の採用に取り組んでいるのは、当社が「地域に密着した土木建築業界のコンビニ」を目標としているから。お客さまからの多様なニーズに対応するためには専門的な知識でお応えしたいと考えているからです。規模は小さくても、多様なご要望に全力で対応していくことが、信頼を築き上げ、地域に貢献できるものと考えています。

人が育つから会社も育つ

 現在、社員数は役員を除いて10名。営業部7名は30代から60代まで幅広い世代が活躍しています。施工管理を主業務とする工事部は2名。事務が1名という少数精鋭で頑張ってもらっています。当社では、社員には複数の資格を取ってもらい、部署を超えた活躍を期待しております。そのため、土木建設に関するさまざまな資格の取得支援を行っていて、資格取得講座に会社負担で通学することもできます。たとえば土木施工管理技士などの資格を有することで、顧客との打ち合わせの幅が広がり、営業自身のやりがいにもつながっています。さらに工業系学校の出身ではなく未経験であっても、じっくり育てることを重視。実際に普通科出身の社員が当社で知識を増やし、最前線で活躍している者もいます。

 また豊かな生活をしてもらいたいと考え、会社を生活の糧にしてほしいとも願っています。平均的な暮らしを実現できる給与体系や待遇の改善には日ごろから努めており、おかげで長く勤めてくれる社員が多いことが当社の誇りにもなっています。「企業は人なり」。人が育たなければ、会社が大きくなるどころか継続さえしません。人材育成にはこれからも最優先で取り組んでいきます。

鷹匠橋補修工事の様子
鷹匠橋補修工事の様子

販売シェア拡大を目標に

 土木建築業界は現在、全国的に好調であり、地域でも堅調に推移しています。近年、各地で災害が起きていますが、これを受け、国も国土強靭化に積極的に取り組む考えを示しており、土木建築業界への期待も高いものがあります。佐賀県においても、県道や市道といった道路、ダムなどの強靭化、空港の拡張整備が見込まれます。

 さらに佐賀市内および周辺にはクリークが張りめぐらされていますが、このクリークも経年劣化などによる営繕が必要とされています。これら地域における公共事業に対して当社のような専門ノウハウをもつ企業の出番は、今後も増えてくると感じています。

 これら好調な公共事業の将来性を受けて、今後は販売シェアの拡大にもチェレンジしていく考えです。その実現のためには仕入先も増やしていかなければなりません。発注先や仕入先との信頼関係を築くことも必要で、そのためにはどんな小さな約束事もしっかりと守るとともに、安定した経営をしていることが重要です。

 おかげさまで当社は無借金経営を続けていますから、安心して付き合っていただけると思います。何事にも地道でも真摯に取り組んでいくことが私たちの目指すところです。

佐賀に恩返ししたい

代表取締役 高尾 平八郎 氏
代表取締役 高尾 平八郎 氏

 代表取締役の高尾は、もともとは福岡に本社をもつ、鋼材販売の商社で、営業として勤めていました。そして42歳のころ、佐賀営業所所長として赴任してきたことが、佐賀とのつながりの始まりでした。所長就任から約3年後、元の会社が破綻。その時に高尾を助けてくださったのが、所長時代に知り合った佐賀の取引業者や関係者の方たちでした。

 そのあたたかな支援に応えるべく、高尾は(株)高太を創業し、現在に至っています。創業から29年目を迎える現在も、高尾の佐賀に対する思いはまったく変わりません。仕事を離れても、現在の居住地でもある神埼市では、城原川の河川掃除をボランティアとして20年以上続けるなど、地域への愛情は変わることがありません。

 工事関係者や取引業者などとの結びつきは以前にも増して強くなっています。平常時だけでなく、災害が起きた時など緊急時に相談されることも多くあります。そんな時でも何らかのカタチでお応えしていく…。「佐賀県に住んでよかった」、その社長の思いは若い社員にも確実に受け継がれ、地域発展を第一に考え、事業展開していきたいと考えています。

<COMPANY INFORMATION>
代 表:高尾 平八郎
所在地:佐賀市川副町大字南里1489-1
設 立:1991年2月
資本金:1,000万円
TEL:0952-45-9080

25周年記念出版雑誌 『一樹百穫』 一覧

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