2024年03月29日( 金 )

【政界インサイダー情報】セガサミー里見会長、横浜IRへの参戦を表明

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 皆さん、筆者が以前より指摘していたことがまたまた実証されました。いよいよ「安倍・トランプ密約」が具体的に始まります。

 セガサミーホールディングスの里見治会長は先日、報道機関に対し、横浜市が近日中に実施する RFC(Requist for Concept)に参加すると表明しました。早々に影の主役が登場です!

 まさにしらじらしい行動です。安倍政権とSand'sのアデルソン氏とのつながりについては、以前より読者の皆さんに説明しています。一方、里見会長のセガサミーは2014年5月にSand'sが経営しているベネチアン・マカオに同社のカジノマシン(Sicbo Bonus Jackpot)を納入・設置しており、納入業者と経営者の間柄です!

 次に、安倍政権、安倍首相とセガサミーの里見会長とは、2013年、里見氏の愛娘(次女)の結婚披露宴で、首相本人がスピーチし、祝辞を述べています。また、娘婿は現在カジノ議員連盟にも席を置く、キャリア官僚で経産省出身の自民党・鈴木隼人衆議院議員(2期目)です。

 ちなみに、菅官房長官、甘利元経済再生担当大臣(当時)、小池百合子現東京都知事などの面々も同席しています。三者三様ではありますが、誰がみても皆さん「仲良しクラブ」です。「桜を見る会」どころの話ではありません!

 また、当時の週刊現代の報道によれば、みなとみらいに早々と土地を購入した里見会長と菅官房長官、林横浜市長が密会していたとの報道もあり、前述の関係者全員が「ズブズブの間柄」とみて間違いありません。

 そこに今回、仲間はずれにされた「ハマのドン・藤木会長」がぶち切れて、現在の横浜カジノ誘致開発大反対となっている訳です。

 加計学園、森友問題に始まり、各行政文書の改竄、廃棄、さらに最近の「桜を見る会」などなど、おごりたかぶりの連続、すべて慢心から来る勘違いをしていて、国民の目がだんだん厳しくなっており、安倍一強政権の崩壊が始まっています。しかし、当の政権下の「忖度官邸官僚」と「金魚の糞政治家達」はいまだこれを理解していない。目にあまる光景です!

 筆者は、今回の IR 統合型リゾート誘致開発(一部カジノ施設を含む)に反対はせず、むしろ、その経済効果、雇用効果を考えれば大歓迎しています。

 だから「ギャンブル依存症」などの理由で反対している無知なメディアを含む烏合の集に大きな問題があるとさえ考えています。一言でいうとパチンコを含む公営ギャンブルなどとは大きく異なり、「金持ちから大金をとって、貧乏人を助ける」すばらしい法律と仕組みなのです。

 しかしながら、一見公平性を装って(IR実施法案)最初からこの「出来レース」を仕掛けた、現在の安倍一強政権下における忖度ばかりの内閣府の情けない輩は、民主主義の根幹を揺るがすような行動をとっている!

 今後、横浜IRが具体的に進めば進むほど、各メディアから、バッシングされて大問題になることは必至で、さらに大阪MGMも同様に墓穴を掘ることになるでしょう。

【青木 義彦】

関連記事