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2020年03月12日 14:17

「文化創造企業」グローバルエージェンツの新たなホテルブランド挑戦(1)

 (株)グローバルエージェンツ(東京都渋谷区、山﨑剛代表)は2019年11月、神奈川県川崎市に新たなホテルブランド「slash(スラッシュ)川崎」を開業した。同社はこれまで5つのホテルブランドを展開し、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に13棟のホテルを運営。今回のホテルはユニークなネーミングもさることながら、街の様相とは一線を画すスタイリッシュな仕様とさまざまなデジタル体験が話題になっている。

新しいライフスタイルの価値を提供

 同社は2005年5月設立。新しいライフスタイルの価値を提供することで世の中に新しい価値を生み出し、新しい文化を創れるような社会を実現していく「文化創造企業」であることをミッションに掲げている。

 基幹事業である「ソーシャルアパートメント事業」は、すべてのマンションにラウンジを設け、住民が気軽に集まれる空間を設けていることが特徴。ほかのマンションと違い、誰もが自由に使えて、ほかの住民と共同して利用することで新たなコミュニティが生まれることが魅力の1つとなっている。

 これまで首都圏を中心に累計46棟、2,816戸を供給。実際に住んでいる住民からの声として、「日常的に起こるコミュニケーションを通じてビジネスにつながった」「一緒に起業した」「お付き合いに発展し、やがて結婚した」など、“毎日色んな化学反応が起きている”という。自由でありながらも、シェアハウスと違いソーシャル部分とプライベート部分がしっかりと分けられており、防犯面やプライバシーなどに配慮されたつくりとなっている。

事業内容について説明するグローバルエージェンツ・山﨑剛代表
事業内容について説明するグローバルエージェンツ・山﨑剛代表

「ライフスタイルホテル事業」で5ブランドを展開

 人が集まる場づくりを住宅という分野で数多く手がけてきた同社だが、住宅以外でも展開していきたいという想いから始めたのが、「ライフスタイルホテル事業」。現在、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に13棟1,239室のブティックホテルを運営している。

 いわゆる「シティホテル」「ビジネスホテル」のように、さまざまな機能を兼ね備えた「総合型」の宿泊ホテルとは一線を画し、サービスや機能を限定的に絞る「宿泊特化型」と呼ばれる形態で宿泊価格を抑えつつ、ホテル市場での新たなポジショニング確立を目指している。

北は北海道から南は沖縄まで各地にブランドホテルを展開。独自のポジショニング確立を目指している
北は北海道から南は沖縄まで各地にブランドホテルを展開。独自のポジショニング確立を目指している

 これまで展開してきたホテルブランドは、(1)ホステルのようにラフに、自由に滞在できるホステルホテル「HOTEL GRAPHY」、(2)旅先の1泊目でさまざまな現地情報に出会える「ESTINATE HOTEL」、(3)さまざまなテーマで世界観を演出するブティックホテル「UNWIND HOTEL & BAR」、(4)“未来が見える宿泊体験”がコンセプトのポッド型ホテル「THE MILLENNIALS」、(5)“世界中から人と情報と機会が集まる場所”としてトレンドをつくり発信するライフスタイルホテル「THE LIVELY」の5つ。

 今後もライフスタイルホテル市場のフロントランナーとしてさらに市場を牽引していくべく、「既成概念に囚われない自由でユニークなゲスト体験を創出するホテルを開発していく」としている。

(つづく)
【長谷川 大輔】

【slash(スラッシュ)川崎 施設概要】
開 業:2019年11月1日
所在地:神奈川県川崎市川崎区砂子2-9-7(JR各線川崎駅中央東口から徒歩5分)
客室数:95室
URL:https://www.slashhotels.com/

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