二場元ガバナーの権勢の栄枯盛衰物語(25)~国際理事を目指す二場氏

世界的な奉仕団体である『ライオンズクラブ』。その慈善運動は社会的に広く認知されている。ところがライオンズクラブの複数の会員から「福岡地区=337-A地区には問題がある」との情報が入ってきた。本来国際奉仕団体としての活動は名誉栄達ではなく、純粋な社会貢献にある。

ライオンズ国際協会337-A地区元ガバナー
二場安之氏

ドネーションに熱心

 「337-A地区」2リジョンから6リジョンの分離独立に至る経過を、関係者や当時の記録を基に紹介してきた。いよいよ3月になるが、4月に北九州市での年次大会が控えている。ライオンズクラブ会員の方より、「最近の動きはどうだったのか」というご意見をいただいた。

 二場氏がライオンズ国際協会の国際理事を目指していることは以前言及した。もちろん、日本選出の国際理事ともなると、「337-A地区」だけではなく全国への展開が必要だが、支持基盤は歴代国際理事いずれも出身地区・複合地区の支持が前提である。そこで二場氏もさまざまな働きかけ、ロビー活動を展開している。

 現在、二場氏は「337複合地区」LCIFコーディネーターという立場にある。LCIFとはライオンズクラブ国際財団(LCIF:Lions Clubs International Foundation)の略称で、世界中のライオンズクラブ会員からの寄付を活用し、大規模な災害支援、健康促進、青少年育成などの活動を支援する。日本を含む200カ国と地域に約13億ドル近くの交付金を拠出している。

 ライオンズクラブのアクティビティと呼ばれる青少年育成や献血、清掃活動などライオンズの諸活動は、会員の寄付(ドネーション)によって運営されている。二場氏は、その啓蒙活動を担う1人である。また、全国の地区やクラブを訪問し、講師としてLCIFの活動の趣旨を伝えるのも二場氏の役割である。

 「337-A」地区や九州沖縄の複合地区以外にも講師として呼ばれることもあり、そこで関係性を構築していく。国際理事になるために支持を広げる絶好の機会となる。

 当然、自身も率先してドネーションを行うことになる。関係者は「二場さんはLCIF(ライオンズクラブ国際財団)への1,000ドル寄付はかなりやっているのではないか」と語ったが、相当な資金を寄付していることは間違いないだろう。

 そのことはライオンズクラブの一員として、評価される話だが、それだけではない選挙運動的な動きがあったと指摘があった。次回から取り上げていく。

(つづく)

【近藤将勝】

< 前の記事
(24)

関連記事