2024年05月08日( 水 )

【政界インサイダー情報】「コロナ戦時下」の安倍一強政権末期~「味噌もクソも一緒!」

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 この「戦時下」、いまだ、この末路を理解していない勘違い「安倍一強政権」の忖度官邸官僚と政治家たちは、これだけ毎日、マスコミと国民から批判され、叩かれているのにもかかわらず、“西村コロナ大臣”の「出口戦略は国の権限」、加藤厚労大臣の「誤解だ」発言などなど…。彼らは共に「親方日の丸」の官僚出身者であり、「人の傷みがわからない連中」です。
 また、今週は、連日約600万の国民からのネット批判のなかで、首相らが先頭に立ち「検察官定年延長法案」などのさらなるゴリ押しをしている状態です。

 さらに、この政権は、来週から間違いなく大問題になるであろう「公務員夏季ボーナス」支給を平時通りに実行するでしょう!
 この「戦時下」、大多数の国民が苦しんでおり、民間企業のボーナスは多額な減額が予想されるか、ボーナス支給そのものがないかもしれないのに、「親方日の丸」は昨年人事院で決められた金額を支給するつもりです。みなさん、呆れませんか?

 現国家公務員の年収は約700万円超、地方公務員は600万円超、民間企業は400万円超(大企業も含めて)です。共に年齢は42~3歳の平均です!同じ年齢で300万円以上の多額な差があるのです。バブル期に変更した金額のままで、すごい額の差です!

 さらに、年収300万円以下の国民は全就業人口の40%です。ちなみに公務員は約5%です!これに、この前の10万円支給と来月1日の夏季ボーナス支給予定ですよ。「味噌もクソ」も一緒で、とんでもない話です。

 遅れに遅れた、もう必要のないアベノマスクに、いまだ届いていない10万円。すべてが遅く複雑な手続きの給付金支給などの環境下で、これを実行しようとしています。皆さん、これに憤りを感じませんか?

 しかし、これでも、安倍一強政権の支持率は現状下がらないのです。もうこの国の環境は支離滅裂です!これには、野党側の問題と、すべての自民党政治家に勇気と人望がないこと、そして、われわれ国民側にも問題があり、本当にひどい状況です!

 IR関連法案についても同様で、先日もお伝えしたように(【政界インサイダー情報】和歌山IR、‟コロナウイルス蔓延“の危機的状況下にRFPの受付を開始(前))、いまだ、国への申請締め切り期日(2021年7月末)の変更をしていません。また、最終の基本方針の提出もしていません。彼らも多少ヤバいとは思っているのですが、「大阪MGM」、「横浜Sand's」の「安倍・トランプ密約」をいまだにやれると思っているのです。「一強政権」は上記の理由から自信過剰で世間が見えていないのです!これはわれわれ国民の責任でもあるのです!

 この国で開発しようとしていた、世界のカジノ投資企業のすべての施設が閉鎖中で、トヨタ自動車をはじめとする国内各社も、軒並み赤字決算と未来が読めない「戦時環境下」で、「IR Project」で必須の「核組織コンソーシアム」をどうやってつくるのですか?誰が投資するのですか? 誰でも簡単にわかる問題です!これも今やるべき事ではないでしょう!

 本当に、今の政権は勘違いしています。しかし、残念なことに彼ら自身は理解していないのです。
 このコロナ問題が収束して、落ち着けば、このIR誘致開発計画は素晴らしい経済再生案件です。間違いありません!
 しかし、もう「安倍一強政権」は長くは続きません、足もとを冷静にみて下さい!無理です!全てを延期し、収束後の次の政権に任せて、今は一極集中すべきです。長崎や和歌山の首長も同罪であり、同様です!

 最初から言っているように、収束後の「IR Project」が可能な場所は、東京を中心とした関東都市圏、大阪中心の関西都市圏、福岡市中心の北部九州都市圏の3カ所しかありません。

【青木 義彦】

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