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2020年06月10日 15:40

ライオンズクラブ337-A地区の次期体制とこれから~スローガン「We Serve」は正しく実践されるのか? 輝けるライオンズパーソン 

 ライオンズクラブ(LC)337-A地区(福岡県全域・長崎県壱岐市)の、次期(2020-2021)ガバナー、第一副地区ガバナー承認および第二副地区ガバナー選出が、5月16日に実施された。今回行われた同地区次期ガバナー選を総括する。

38票差での決定

 ライオンズクラブ(LC)337-A地区は、毎期4月中旬に開催される「年次大会」で、次期ガバナーエレクト(LCの専門用語:地区ガバナーは地区の年次大会で選出。選出されてから就任するまでの間の呼称)と第一および第二副地区ガバナーが決まる。「年次大会」で、それぞれの該当者は、投票権をもつ代議員に決意を述べる機会がある。今年は新型コロナウイルス蔓延の影響により、「年次大会」が中止となった。大会が中止になった代わりに、同地区内の5つのリジョン(R)ごとで指定された会場で、投票のみ実施された。

 次期ガバナーエレクトおよび第一副地区ガバナーは、今期第一副地区ガバナーの柴田賀江氏、第二副地区ガバナーの古川隆氏がそれぞれ承認され、次期ガバナーエレクトおよび第一副地区ガバナーに就任する。

 今回、動向が注目されていたのは、次期ガバナーを決める第二副地区ガバナー選挙で、二場安之氏と手嶋文博氏の2名が立候補していた。
 代議員493名による投票の結果、38票差で二場氏が次期第二副地区ガバナーに選ばれた。投票の内訳(白票・棄権など含む)は、現在のところ判明していない。

80:20で二場氏勝利予想

 今回の同地区第二副地区ガバナー選挙については、前記2名に加えて「もう1人別の候補者が出馬するのではないか」と噂されていた。しかし、その“もう1人”の候補者は、出馬を断念し、最終的に前記2名による一騎討ちというかたちになった。

 関係者の間で、同地区の組織風土を踏まえたうえでの予想が行われ、事前予想では「80:20の割合で二場氏の圧倒的優勢」とされた。その理由は、「二場さんは、卓越したリーダーシップを有している。また品格・品性が高いなど優れた人間性でLCガバナーの素養を十分に有する人物」「地区だけでなく、複合そしてLC全体の将来を見ながらの活動ぶりと、自らが汗水流す“率先垂範”で所属クラブと337-Aをけん引してきた実績が高く評価できる」などとされている。要するに、二場氏による同地区のみならずLC全体が発展するために尽力してきた功績が、評価されていたのだ。

 二場氏は、リジョンチェアパーソン(RC)やキャビネット幹事など幅広いLC内での役職に積極的に就き、自社の経営(二場氏は設計事務所代表取締役)を行いながら、寸暇を惜しんでLCの活動に身を捧げている。ある代議員は「二場さんは、2017年7月に発生した九州北部豪雨被災地への支援を、対策本部実行委員長として陣頭指揮をとり、辣腕を振るった。彼はLCメンバーの立場だけでなく、人として、心身を捧げる行動で各被災地へ支援を実行した。彼ほど責任感・正義感に満ち溢れた人物は、337-A地区内では見当たらない。彼が将来のガバナーに相応しいのは、誰もが認めるところだ」と二場氏の功績を称えている。

 一方、手嶋氏については、「手嶋さんは、温厚でチームワークに重きをおくマネジメントの実践が持ち味です。加えて何事も丁寧で、かつ即決する決断力、一本気な気質で大変義理堅い方です。手嶋さんには、たしかにリーダーとしての資質が備わっております。ただし二場氏と比較すると、手嶋さんにはLC内でのいわゆる“勲章”が少ないのです。その差が、投票に影響をおよぼすかもしれない」と事前分析した代議員もいた。
 これら同地区代議員らの事前分析では、二場氏の圧倒的得票での次期ガバナー就任が確実視されていた。

不信任されたガバナーは存在する

 同地区第二副地区ガバナーに二場氏が、代議員による投票で公正に選出されたことは事実である。たとえ1票差だろうと結果は結果だ。代議員によって選ばれた二場氏は、将来の同地区ガバナー候補となり、その責務は重い。今後どのような活動・言動を行うか要注目だ。

 なぜならばガバナーは、地区の「顔」であり「象徴」で、何よりも地区のリーダーなのである。従って自身の“利益・欲”を満たすための権力の発動は決して許されない。「将来の同地区LCリーダー候補として正々堂々した言動で、けん引してくれることを期待する」「二場さんなら地区を正しく導いてくださるだろう。二場さんは長年にわたり、ご自身の会社経営を行いながら、LCのために尽力されております。抜群の行動力とリーダーとしての統率力は、LCガバナーに相応しい人物であります」など同地区内で高い評価を得ている。なお、二場氏は元福岡市長から推薦されていたことを付け加えておく。

 他方、同地区ではないものの、国内における地区ガバナー(副地区ガバナー含む)が任期中に不信任された事例は、存在する。たとえば刑事事件被疑者、不正・不祥事による刑事告発、民事訴訟被告などが発覚した場合、ガバナーの地位を剥奪され、LCから追放される。

 『月に叢雲、花に風』。二場氏は地に足をつけて、同地区、そしてLCそのもののステータスを高め、地域社会に寄り添うリーダーになっていただけることを只々願うのみだ。ご健闘をお祈りしたい。

【河原 清明】

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