2024年04月25日( 木 )

K-POPガールズグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」またも快挙! YouTube公開32時間で1億再生を記録!

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 韓国のガールズグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)の新曲「How You Like That」のミュージックビデオ(MV)が、6月26日午後6時に公開されてから約32時間で動画投稿サイト「YouTube」での再生回数1億回を突破し、世界最速記録を樹立したと所属事務所のYGエンターテインメントが28日発表した。

 「How You Like That」は、およそ1年2カ月ぶりの新曲で、9月に発売される初の正規アルバムの先行公開曲として発表された。
 世界64カ国・地域のiTunes(アイチューンズ)チャートで1位を記録。米音楽配信最大手・スポティファイの28日(米現地時間)付「グローバルトップ50」チャートでK―POPアーティストとして最高の2位にランクインした。

 BLACKPINKのYouTube公式チャンネルの登録者数は現在3,980万人に達しており、世界の女性アーティストではアメリカの歌手・アリアナ・グランデについで2位。再生1億回超えのMVはこれで計19本となった。
 2018年6月に発表した「DDU-DU DDU-DU」は再生回数12億回を超えている。

 BLACKPINKは16年8月デビューの4人組K-POPガールズユニット。
 その世界戦略を視野に入れたメンバー構成は、デビュー当時から、日本のグループとの経営戦略の違いに関する議論を呼び起こした。
 AKB48や坂道系グループなど日本のグループは、自国の市場が大きいためにあえて世界進出戦略を採用せず、「会いに行けるアイドル」としてライブを中心にサイン会や握手会などで収益基盤をつくっていった。多少未熟な状態でデビューし、「ファンがアイドルを育てていく」という構図の「Push戦略」によって構築されてきたのだ。

 一方、BLACKPINKは、デビューと同時にネットを中心に世界に配信。完璧に組み上げられた楽曲とダンスパフォーマンスでMVを制作し、配信サービスを駆使して知名度を上げ、「Pull 戦略」で世界進出をはたした。
 デビューして1年後の17年には日本武道館で公演を行い、その後、毎年全国ドームツアーを開催するなど若者を中心に日本のファンも多い。

 コロナ禍のなかライブ活動の中止を余儀なくされ、日本の坂道系アイドルも「先が見えない下り坂」とささやかれているが、K-POP デビュー4年目の「BLACKPINK」はPull戦略で世界を席巻している。

「How You Like That」
YouTube: https://youtu.be/ioNng23DkIM

【TMS】

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