れいわ新選組が「いのちの党」へ党名変更~脱・山本太郎による党の刷新になるか

 れいわ新選組は6日、党名を「いのちの党」に変更することを決めた。略称は「いのち」。近く総務省に党名変更を届け出ることを6日付で党のホームページにて公表した。

れいわ新選組ホームページより

 5日には、新代表に就任した山本譲司衆議院議員が初めて記者会見を行い「前代表に依存し、中央集権的になっていた」「地方議員の声を聞く仕組みをつくりたい」として地方組織の設立を進める考えも明らかにしていた。また、天畠大輔参議院議員が共同代表に就いた。

 同党は創設者の山本太郎前代表のイメージが強い「れいわ」の名称を変え、地方議員の声を聞きながら低迷する党勢回復を目指すという。これまでの政策を引き継ぎ、今後も消費税廃止を掲げて活動していく方針。

 前代表の山本太郎氏は先月9日、自身の健康上の問題や道交法違反の罪で刑事罰を受けたことを理由に党の代表辞任と政界引退を表明していたが、党名変更の必要性にも言及していた。

 れいわは、山本太郎氏や大石晃子氏などのカラーが強く、両氏の強い個性が党を牽引したが、福岡をはじめ地方支持層の声を聞かないことが指摘されていた。

 元朝日新聞政治部デスクで政治ジャーナリストの鮫島浩氏は、山本氏の議員辞職後、自身のYouTube番組「鮫島タイムズ」において、れいわ新選組の参議院議員・木村英子氏の街頭演説に感銘を受けたことを紹介しつつ、「国民の暮らしといのちを守る」れいわの立党の精神に回帰することを主張していた。

 代表の交代や党名変更により、山本譲司新代表も認めた「中央集権的」な路線が改まるのか注目される。

【近藤将勝】

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