7月27日、自民党福岡市議団所属の鬼塚議員の新型コロナウイルス感染を受け、同会派の所属議員は7月20日の会食から2週間となる昨日8月3日まで自宅待機を行っていたが、本日4日から公務を再開した。
自民党市議団所属の別の議員は、今回の議員感染の件で、もはや誰が感染しても不思議ではないと感じた一方で、もし自身が感染していれば周囲の関係者にも迷惑をかけてしまうという強い恐怖感を覚えたと語る。
今後、お互いに感染しない、感染させないようにという意識をより徹底すべきだと考え、人数が多い会合については参加予定であったものも含めて参加を控えるなど、用心しながら行動していくとのことだ。
地域の集まりを活発にし、経済をまわしたいという気持ちを強くもつものの、地元の支援者の店であっても接待をともなう飲食店には行かないと決めているようだ。
政治家にとって、人に会って話を聞くことは仕事の重要な一環であるが、今回の件で、活動と感染防止のバランスを取ることに強いジレンマを感じていることがうかがえる。
【茅野 雅弘】
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