2024年04月20日( 土 )

ホームセンター、巣ごもり消費で息を吹き返す ナフコは上方修正

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 ホームセンターが新型コロナ下の巣ごもり消費で業績を拡大している。DCMホールディングスとコーナン商事、コメリ、ナフコ、LIXILビバは第1四半期(3~5月、4~6月)で大幅増収増益を記録。ナフコは通期予想を上方修正した。DCM、コーナン、コメリは下期の動向が見通せないとして据え置いたが、上振れの可能性が強い。アークランドサカモトの傘下に入ったLIXILビバは3月期予想を見送っている。

 第1四半期は前年同期比で▽DCMが8.6%増収、74.9%の経常増益▽コーナン29.5%増収、68.5%増益▽コメリ15.8%増収、73.1%増益▽ナフコ11.7%増収、133.0%増益▽LIXILビバ7.5%増収、16.0%増益と、軒並み好業績を計上した。在宅勤務の普及で自宅の手入れや庭仕事、日用大工をする人が増え、DIY商品やガーデニング用品が売れた。高粗利商品の販売増で利益が急増した。

 ナフコは3月期の売上高を当初予想から52億円、経常利益を約40億円それぞれ上方修正した。ただ、上積み分は第1四半期の計画超過分で、第2四半期以降は当初予想を据え置いた。DCM、コーナン、コメリは第1四半期で通期経常利益予想の5割前後を稼いだが、修正を見送った。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

関連記事