新語・流行語大賞に小池都知事の「3密」

　もはや師走の恒例行事といえるユーキャン「新語・流行語大賞」。このほど、第37回2020年受賞語が発表され、年間大賞に小池百合子東京都知事の「3密」が選ばれた。
　もともとは厚生労働省などが新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に掲げた標語の「3密（密閉、密集、密接）」。しかし、周知徹底にもっとも貢献したのは小池百合子都知事だった。自身のもとに殺到する報道陣に対して「密です」を連呼した様子は、SNSを介して多くの人に共有され、話題となった。

　このほか、2020年を象徴する言葉として「オンライン〇〇」や「アベノマスク」などのコロナ関連のものから、エンタメ界から任天堂の大ヒットゲーム「あつ森（あつまれどうぶつの森）」、大人気漫画・アニメ作品「鬼滅の刃」などが新語・流行語に選定された。

【代　源太朗】