2024年05月07日( 火 )

福田まもる福岡市議が選挙区内の神社に酒を奉納~公選法抵触のおそれ

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 福岡市議会の福田まもる議員(自民党新福岡、博多区、4期目)が昨年12月下旬に自身の選挙区内の神社4カ所に日本酒2本を奉納していた。関係者によると、福田氏はこれらの神社との付き合いが長く、毎年自身で日本酒を持参していたという。

 政治家による選挙区内での寄付行為を禁じる公職選挙法に抵触する可能性がある。

 本件に関し、保守系福岡市議Aは「これを他山の石とし、自身が法に触れる行為を行わないよう気をつけるべきと同僚と話し合った」と述べる。また、博多区では以前(2011年)にも田中丈太郎元市議が地元行事への寄付行為を行っていたことに触れ、過去の事例を教訓にすべきであると示唆した。

 別の保守系福岡市議Bは、事務局から議員に公選法などの規定に関する冊子を渡されているが、議員当人が日頃の活動において「意識していないところで法に触れている行動を行っていないか、あらためて身を引き締めていきたい」と述べる。

【茅野 雅弘】

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