福岡工業大学の鵜木洋二理事長が死去

　（学）福岡工業大学の鵜木洋二理事長が23日に肺がんで死去した。鵜木氏は1997年から理事長を務めていた。

　鵜木氏は民間の経営感覚をいち早く大学に取り入れ、中期経営計画や教職員の単年度行動計画を制定するなどした。福工大は14年間連続で入学志願者を増やしている。

　後任の理事長には、4月1日からの就任を予定していた常務理事の大谷忠彦氏が3月1日付で就任する。

　鵜木氏は1940年生まれ。64年に法政大学第一法学部法律学科を卒業後、（株）ダイエー入社。米国ダイエー副社長やユニードダイエー常務、福岡ダイエーホークス社長などを歴任。94年に（学）福岡工業大学理事・評議員、97年に理事長に就任していた。

【茅野　雅弘】