7月の日本の対中輸出は前年同期比18.9%増
日本の財務省が18日に発表した速報値の統計結果の報告によると、日本の今年7月の輸出額は中国や米国などの海外市場のニーズにけん引されて、前年同期比37%増となり、引き続き急速に増加した。
同報告によれば、中国をはじめとする主要輸出市場の経済が回復して力強さを見せ、ニーズも旺盛だったことから、自動車、鉄鋼、自動車部品などの分野の輸出が前年同期比で大幅に増加し、7月の輸出額は7兆3,600億円に達し、5カ月連続の前年比プラス成長となった。
輸入の面では、資源類製品の価格が上昇を続けたことなどの影響で、原油、鉄鉱石、非鉄金属などの輸入増加幅が大きくなり、7月の輸入額は同28.5%増の6兆9,200億円に達した。同月の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4,410億円の黒字だった。
国・地域別に見ると、同月の対中輸出は同18.9%増の1兆5,800億円で、プラスチック、半導体製造設備、半導体部品などの分野で増加幅が大きかった。
7月末現在、日本の対中輸出は13カ月連続の増加となった。中国は日本にとって最大の輸出市場の座をキープした。
また、同月の日本の対米輸出は同26.8%増の1兆3,800億円となり、対欧州連合(EU)輸出は同46.1%増の6,400億円で、いずれも5カ月連続のプラス成長を達成した。
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