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2021年08月30日 15:29

【論考】イベルメクチンの新型コロナへの効果(1)

国際教育総合文化研究所 所長 寺島 隆吉 氏

 国際教育総合文化研究所所長・寺島隆吉氏は、先日出版した『コロナ騒ぎ謎解き物語 コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』において、各国の政府首脳は新型コロナウイルスが弱毒性であることを知りながら、国民にコロナの恐怖を煽り立て、巨大製薬会社の利益のためワクチン生産を最優先していると批判している。WHOが使用を推奨していないイベルメクチンをめぐって、その成果について寺島氏に紹介してもらった。

(1)イベルメクチンとは何か

薬 イメージ 拙著『コロナ騒ぎ謎解き物語 コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』でも説明しましたが、この医薬品は2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が土中で発見した「放線菌の一種が産生するエバーメクチン」の分子構造の一部を変えて、効果を高めたものです。

 アメリカのメルク社と共同開発された「イベルメクチン」は、大村博士の願いにより、1987年から無料で提供され、アフリカの数多の人々を病から救ってきました。その功績がノーベル賞となったわけですが、新型コロナ治療薬としても劇的な効果を挙げたとの報告が、海外で相次ぐようになりました。

 ところが、このような事実は日本ではほとんど知られていません。日本でこの実績がかなり詳しく報じられたのは、拙著でも紹介したように、科学ジャーナリストの馬場錬成氏が読売新聞の「調査研究」で、「イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め」という題名で書いた記事でした。

 しかしアメリカでは、ワクチンの開発を待っていたのでは救える命の救えないということで、現場の医師5人が協力しながら、あらゆる治療法を調査し研究した結果としてたどり着いたのが、イベルメクチンでした。その成果は全米の現場医師によって追試され、その効果は目を見張るようなものでした。

 それで、そのような医師らはFLCCC(COVID-19緊急治療 最前線医師の会)という団体をつくって、その成果をさらに全米に広めようとしたのですが、巨大製薬会社らの圧力からでしょうか、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)やFDA(アメリカ食品医薬品局)は、そのような成果を認めようとしませんでした。

 というのはCDCが強力に推し進めようとしている「遺伝子組み換えワクチン」は、正式な臨床試験も終わっておらず、FDAが「ほかに代わる治療薬がないから」という理由で、EUA「緊急使用許可」として認めたものにすぎず、イベルメクチンが効果的な治療薬として登場すれば、無用になるためです。

 しかし、アメリカでの成果はすぐイギリスにも伝わり、イギリスでも現場医師が中心になってBIRD(British Ivermectin Recommendation Development)会という集団をつくって運動した結果、イベルメクチンの成果は、全世界的に知られることになりました。このように苦労して展開された運動の様子は、ニューヨークタイムズのベストセラー作家だったマイケル・カプッツォによって紹介されました。

 とはいえ、このカプッツォによる感動的な記事は、どこの大手新聞も週刊誌も載せてくれるところがなく、地方の小さな月刊誌に載せられただけでした。しかしネットによって、この感動的な記事は全世界に広まり、財政的に貧しいワクチンを買えない発展途上国では大歓迎されました。

 このカプッツォの記事は下記に翻訳が載せられていますから、ぜひ読んでみてください。
* COVIDを駆逐した医薬品
(『寺島メソッド翻訳NEWS』2021/07/18)

 この翻訳サイトには、「イベルメクチンは新しいペニシリンか!?」など、イベルメクチンの成果を報告した記事が多く載せられています。「イベルメクチン」というキーワードで検索していただければ、すぐ見つかります。

(つづく)


<プロフィール>
寺島隆吉(てらしま・たかよし)
国際教育総合文化研究所 所長 寺島 隆吉 氏 国際教育総合文化研究所所長。元岐阜大学教育学部教授。1944年生まれ。東京大学教養学部教養学科を卒業。石川県公立高校の英語教諭を経て岐阜大学教養部および教育学部に奉職。岐阜大学在職中にコロンビア大学、カリフォルニア大学バークレー校などの客員研究員。すべての英語学習者をアクティブにする驚異の「寺島メソッド」考案者。英語学、英語教授法などに関する専門書は数十冊におよぶ。近著に『コロナ騒ぎ謎解き物語 コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』(あすなろ社)。

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