肥前の鳥居、狛犬をめぐって(1)
2021年10月26日 12:00
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「肥前鳥居」「肥前狛犬」は、いずれも室町時代の後期から江戸時代の中期にかけて製作され、現在も佐賀県を中心に福岡県、長崎県でその姿を見ることができる。肥前鳥居と肥前狛犬に魅了されたある女性が定年後、約10年の歳月をかけて、調査結果を1冊の書籍にまとめた。Net IB Newsでは、その書籍を参考にしつつ、肥前鳥居や肥前狛犬などについて紹介する。
武雄市にある神社の肥前鳥居
肥前鳥居は柱の貫・笠木が二本継ぎ、三本継ぎで、柱が太いことが最大の特徴。最も古いものは1585年につくられた稲佐神社の鳥居だという。
肥前鳥居は高さ、横幅、笠木の両端のそり上がり方が一基ごとに異なっている。一方、肥前狛犬は高さ約10㎝から約50㎝、阿形(あぎょう)・吽形(うんぎょう)一対の雷獣像で、神社や寺院などに魔除け、守護のために置かれている。
佐賀県を代表する神社の1つでもある武雄市のある神社には、2つの肥前鳥居があり、一つは寛永18(1641)年に、もう一つは元和3(1617)年に建てられている。
肥前鳥居 【新貝 竜也】
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