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2021年11月26日 13:00

時代を先読みしたSDGsの取り組み 未来を見据えてさらなる発展を 九州・福岡 200人の提言 

(株)電究社 代表取締役 直塚 和知 氏 

SDGsが叫ばれるはるか以前から 社会のさまざまな問題解決に尽力

(株)電究社 代表取締役 直塚 和知 氏
(株)電究社
代表取締役 直塚 和知 氏

 福岡市を中心に、九州各県でさまざまな建物の電気設備工事を手がける(株)電究社。電気工事は建物の特性や工期、さらには社会的状況にも合わせ、その都度高い専門性を要求される作業だが、同社はあらゆるタイプの現場と多様な顧客のニーズに応えられる、なんとも頼もしい電気工事会社だ。同社を率いるのは、グラフィックデザイナーの経験を持つ直塚和知・代表取締役。世界でSDGsが叫ばれる10年も前から、現代社会のさまざまな課題をしっかり見据え、その解決につながる取り組みを普段から取り入れてきた。

 たとえば、SDGsの目標12の「つくる責任 つかう責任」に響き合うことだが、同社は地球温暖化を抑止するためにLEDを推進してきた。LEDは水銀や鉛などを含んでおらず、処分が簡単で環境に優しい。また、消費電力が少ないので、排出する二酸化炭素量も少なくすむ。「当時はコストが高いという問題点がありましたが、それでも積極的に設置をしようと心掛けた結果、今となっては当たり前に設置されるようになりました。」(直塚氏)。さらに、同社は使わない材料は極力仕入れない。だから必要最小限しかゴミを出さない。「今後は、廃材を再利用したプラスティックマテリアルを照明器具などのパーツに組み込んでいくのが普通になってくるでしょうね。デザインはもちろん、使いやすく心地のよいものを提供していけるところが生き残っていくと思います。」(同氏)。

 目標8「働きがいも 経済成長も」についても然りである。独自の評価制度、福利厚生など、これまでも従業員が人間らしく働きがいをもって働ける職場づくりに努めてきた。たしかに人の入れ替わりはあるが、人材を大事にする方針を一貫して保っている。変化が早く、情報の多い今の世の中だからこそ、仕事が単調なルーティンの繰り返しにならぬよう、従業員の求めるものに常にアンテナをはりながら、彼らのモチベーションを高めることに心を尽くしている。

改めて輝きをはなつ経営理念 住み続けられるまちづくりに貢献する

電究社   だが、同社が最も重視し力を入れているのは、なんといっても目標11の「人が長くすみ続けられる環境づくり」といえるだろう。地域社会の繁栄に貢献すること、そしていつまでも住み続けられるまちづくりに貢献することは、人々の生活や経済活動を当たり前のように支えることが求められる、電気設備というインフラを提供している同社の、創業以来40年の長きにわたり変わらぬ経営理念にほかならない。

 直塚氏にはいま、心に描いている会社の未来像があるようだ。それを実現するためには、これまで以上に多様なニーズに誠実に応えていかねばならない、必要ならやり方を変えていかないと時代に飲まれてしまう。そうならないよう、時代はどう動いているのか、何を求めているのかということを常に意識する。だが、自身の持つ軸は絶対にブレないように保っていく――そう語る氏の今後の舵取りと(株)電究社の発展に注目していこう。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:直塚 和知
所在地:福岡市南区寺塚1−4−3
設 立:1983年9月
資本金:1,000万円
TEL:092−511−7773
URL:http://www.denkyusha.co.jp


<プロフィール>
直塚 和知
(なおつか かずとも)
1976年福岡市生まれ。近畿大学九州工学部産業デザイン科卒業。グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所、印刷会社で勤務後、電究社に入社。2014年に代表取締役に就任。ペットボトルは一切買わず自宅で炭酸水をつくるなど、SDGsへの意識は高い。休日は海や川へ出かけ趣味のルアーフィッシングをして過ごす。

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