2022年01月20日( 木 )
by データ・マックス

人生100年時代を生き抜くために 資産形成と働き方改革を

税理士法人アップパートナーズ 代表社員 税理士
菅 拓摩 氏

長生きリスクに備え資産形成を

税理士法人アップパートナーズ 代表社員 税理士 菅 拓摩 氏
税理士法人アップパートナーズ
代表社員 税理士 菅 拓摩 氏

 中小企業の経営環境が厳しさを増しゆくなか、「総合的にサポートしてくれる身近な税理士事務所を」との要望に応え、二つの会計事務所グループを統合するかたちで2008年9月に発足した税理士法人アップパートナーズ。税理士、社会保険労務士といった、中小企業経営に係るあらゆる業務に精通した専門家はもちろん、さまざまな業種に幅広く対応する経営コンサルタントが数多く在籍し、確かな実績と信頼を積み重ねてきた。いまや九州を代表する税理士事務所として、コロナ禍においても揺るぎない存在感を示している同社だが、代表の菅拓摩氏は次のように述べつつ、「人生100年時代に対応しているか」という観点の重要性を改めて世に訴えかける。

 「日本人の寿命はどんどん伸びています。かつては80歳といえば高齢者でしたが、今では90代でもお元気な方は数多くおられます。一方で、100歳までを考えた資産形成に取り組んでいる方はほとんどいません。たとえば医師は一般に高収入というイメージがありますが、実際に試算してみると多くの場合、80歳前後に資金がショートします。つまり、キャッシュフロー=稼ぐ力はあっても、資産=ストックが不足しているわけですね。とくに、ご子息を後継者にするため医学部に入れる際の教育資金の出費が大きい。まずは『お金が足りなくなる』という認識をもってもらうことからスタートしなければ」。

より柔軟な働き方で「稼ぐ力」の涵養を

福岡オフィスエントランス
福岡オフィスエントランス

 働き方の面でも、60歳の定年まで働き、退職金や年金をもらいながら10〜20年後に亡くなるという前提では、人生100年時代を乗り切ることはできない。この点について、アップパートナーズは自らその模範を示している。すなわちスタッフが、とくに女性が、柔軟な働き方をしながら活躍できる環境を整えているのだ。「出産や配偶者の転勤でいったん事務所を離れた後に、職場復帰する女性スタッフが増えています。お子さん3人産んだ後に復帰したスタッフもいますよ。リモートワークや時短勤務を経てフルタイムに戻るスタッフも増えています。給与も職場を離れる前と変わらないので、同一労働同一賃金という観点にも適っています。時短勤務になったからといって、本人の業務上のスキルやノウハウは変わらないわけですから」(菅氏)。

 雇用する側の意識や取り組みが変わる一方で、働く側にも変革が求められている。「労働時間や休日の取り方が厳密になり、会社員が職場で過ごす時間は以前よりも短くなっています。当然業務で使うスキルや知識を身につけるための時間は減っていますが、求められる成果は変わりません。しかも、人生100年と考えると、個々人が『稼ぐ力』を身につけるのは必須です」と警鐘を鳴らす菅氏。人生100年時代を生き抜くために、アップパートナーズはこれからも、たしかなサポートを提供してくれる。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:菅 拓摩
所在地:福岡市博多区博多駅東2-6-1九勧筑紫通ビル9F
設 立:2008年9月
資本金:6,600万円
TEL:092-403-5544
URL:https://www.upp.or.jp


<プロフィール>
菅 拓摩
(すが たくま)
1973年4月生まれ、福岡県出身。立命館大学大学院経営学研究科修了。父の事務所を継承した後、08年に内田延佳税理士事務所と経営統合し、税理士法人アップパートナーズを設立、同事務所代表税理士に就任。

関連キーワード

関連記事