天神ビジネスセンター地下に食の名所、九州初の店も～「天神イナチカ」誕生へ

    福岡地所（株）（福岡市博多区、榎本一郎代表）は9日、同社開発のオフィスビル「天神ビジネスセンター」の地下2階・1階に新たな食の名所「天神イナチカ」をオープンすると発表した。デザインコンセプトは“曖昧模糊”、古代よりアジアの玄関口である港町として、さまざまな文化が入り混じる都市の良さを表現した。4月29日開業を予定している。

　天神イナチカには、和食、イタリアン、中華など、バラエティ豊かな飲食店12店舗が集結。12店舗のうち、ミシュランガイド東京で3連続星を獲得しているレストラン「sio」のオーナーシェフによるパスタ店「おいしいパスタ」およびカジュアルイタリアン「o/sio　FUKUOKA」など4店舗が九州初出店、7店舗が新業態での出店を予定しており、話題を呼びそうだ。

　業態はカジュアルレストランからバル、居酒屋幅広いまで揃っており、普段のランチから宴会まで広く利用できる。ほか、地下1階にはイタリアで開催されたピザの大会で優勝した実績をもつ、イタリアン『ダボッチャーノ』が出店するほか、世界的なアパレルブランド『patagonia（パタゴニア）』や『ALETA by サンエー（オープン済）』が出店する。

　天神ビジネスセンター近隣のビジネスマンや買い物客、観光客など、興味のある人はチェックしてみてはいかがだろうか。

【茅野　雅弘】