【表1】の通り、朝方に終わった11日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日比326.63ドル安の3万1,834ドル11セント(1.02%減)で、5日から5日連続の下げとなった。(1)米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めを受けた米長期金利の上昇が重荷となっていることに加え、(2)一部地域でロックダウン(都市封鎖)が続く中国経済の先行き不透明感も悪材料となったことが要因とみられている。
その流れを受けて【表2】の通り、12日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比464.92円安の2万5,748円72銭(同1.77%減)。3月17日以来2万6,000円~2万7,000円台を維持していたが、再び2万6,000円割れとなった。
【表3】の通り、九州地銀7行(FG・FH含む)の株価も、ふくおかFGだけが前日比プラスとなったものの、6行がマイナスとなっている。そのなかで、12日の株価が3月31日(期末)の株価を上回ったのは、北九州銀行を傘下に置く山口FGだけとなっている点が目に付く。明日以降、日経平均株価および九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】
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