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久留米市のゼネコン・大和建設(株)が、(株)みどりホールディングス(広島市、以下みどりHD)に子会社化されていたことがわかった。
みどりHDは、ビルメンテナンス事業の(株)第一ビルサービスを中核とする企業集団で、プロパティマネジメント事業を始め、マリーナホップの運営、介護や給食事業を展開する。大和建設の株式は、創業家の渡辺一族から5月17日に11億5,000万円で取得していた。渡辺一族は、新しい事業の構築に向けて、他資本とのリレーションによる発展を目指して株式を譲渡した。
みどりグループは大和建設を傘下に入れることで、PFI事業への参入、地域インフラの再生事業の推進、指定管理事業の九州地区への参入促進を図る。当面、大和建設の受注方針に変更はないという。
中四国で事業を拡大してきたみどりグループは今回のM&Aにより、「九州まで商圏を拡大するとともに、ワンストップで不動産関連ニーズに対応する総合不動産管理業として活動していきます」(みどりグループ広報)と意気込む。
【永上 隼人】
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