2024年05月05日( 日 )

『脊振の自然に魅せられて』クリーンアップ登山を開催(後)

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集めたゴミを手にする参加者
集めたゴミを手にする参加者

 今年の脊振クリーンアップ登山は、本来の開催予定が区役所のイベントが重なり、例年より1月遅れになった。
 脊振の自然を愛する会の会員にスタッフとして参加の呼びかけをし、交流があり山の整備をしている往還の会のHにも応援を頼んだ。西南学院大学ワンダーフォーゲル部も新入部員が12名入部し、やっと部活が活気を帯びてきた。

 さまざまな準備を終え、いよいよクリーンアップ登山当日の11月6日を迎えた。

筆者(右端)とスキー仲間
筆者(右端)とスキー仲間

    天気は快晴。秋空の下、一般参加者20名、西南学院大学ワンダーフォーゲル部学生10名、OB5名、「背振少年自然の家」職員、「脊振の自然を愛する会」がスタッフとして参加。女性会員も多数参加してくれた。なお、心配していた親子の参加者は無断欠席であった。昨年も同様である。

 総勢43名で鬼が鼻岩ルートまで往復6時間、ゴミを拾いながら登山を楽しんだ。迂回路の林道では空き缶など大量のゴミがあり、分別すると大型のゴミ袋2つになった。登山道の途中に残置し、下山時に持ち帰ることにした。
 椎原峠の上空には福岡市消防航空隊の救助訓練のヘリコプターも飛んでいた。すると、登山道に救助隊員が1人やってきた。「脊振の自然を愛する会です、清掃登山中です」と告げると、なんと交流のある O隊員だった。

鬼が鼻岩から展望を楽しむ参加者
鬼が鼻岩から展望を楽しむ参加者

 目的地の鬼が鼻岩では、素晴らしい秋晴れの空の下でそれぞれの参加者が展望を楽しんでいた。班ごとに記念写真を撮り、休憩は40分ほどにして下山にかかる。もっとゆっくりしたいところであるが、せっかくのすばらしい場所を団体で独占するのは禁物なことと、帰りのバス時間もあるので、これくらいの休憩時間がちょうどいい。
 途中に集めておいたゴミは学生たちが持ち帰ってくれた。壊れたテレビのブラウン管などもあったが、裸のまま持ち帰ってくれた。ありがたいことである。

 今年も怪我人もなく、当初の予定時間通りに、脊振クリーアップ登山を終了することができた。椎原区民館のトイレを開放していただいた町内会長に、この場を借りてお礼を申しあげます。
 また、積極的に働いてくれた西南学院大学ワンダーフォーゲル部の後輩諸君、ありがとう。

第17回脊振クリーンアップ登山
主催:脊振の自然を愛する会
共催:福岡市早良区役所
協力:西南学院大学ワンダーフォーゲル部
 

(了)

2022年11月14日
脊振の自然を愛する会
代表 池田友行

(前)

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