2024年05月13日( 月 )

都市・福岡の発展を支える老舗の総合建設業者

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(株)松本組

都市がめくれる時期

 福岡市東区に本社を構え、2016年には創業100周年の節目を迎えた福岡地区でも有数の老舗地場ゼネコンである(株)松本組。祖業である土木工事に強みをもち、道路や橋梁、ダムなどの社会インフラ整備などを数多く手がける一方で、民間の建築工事でも多数の実績を有し、総合建設業としての不動の地位を築き上げている。その同社は現在、福岡本社のほかに東京都品川区と久留米市に事業拠点を設置し、県内一円および東京都内でも豊富な工事実績を残しているが、メインの活躍の場はやはりここ福岡市だ。

代表取締役社長 ​​​​​​​松本 優三 氏
代表取締役社長
松本 優三 氏

    その福岡市では現在、市が主導する都心部の再開発プロジェクトを契機として、市内の各地で規模の大小を問わず、さまざまな開発計画が進行。市の施策が民間投資を誘発するかたちで、バブルにも近い開発熱が生まれている。福岡市が変わりゆく現状について、同社代表取締役社長・松本優三氏は次のように見解を述べる。

 「今、都市としての福岡市が変わっていくことについては、非常に大きな期待をしています。福岡市の都心部で『天神ビッグバン』や『博多コネクティッド』などの再開発プロジェクトが活発に動いていますが、ビルの更新時期に合わせて高さ制限や容積率の緩和などの施策によって建替えを促し、まさに“百年の計”で、ちょうど都市がめくれる時期にきていると感じます。きっかけとタイミングというか、そういう時代の流れとしては、私は福岡市にとってはプラスの材料になるのだと思っています」。

高い施工力で都市刷新に寄与

 同社はこれまで、天神ビッグバンの口火を切った水上公園の再整備プロジェクトで、カフェ&レストラン施設「SHIP’S GARDEN」の施工を手がけるほか、ホークスタウンモール再開発となった大型商業施設「MARK IS 福岡ももち」でも竹中・錢高・小林・松本・坂下JVの1社として施工に参画。その高い技術力・施工力をもって福岡市内の数々のランドマーク的な建築物にも携わり、都市・福岡の刷新を陰ながら支えてきた。

松本組    「私どもは、総合建設業という位置付けで事業を展開しておりますので、やはり技術力のブラッシュアップについては、常に怠ることなく続けていかねばなりません。今後も、技術力を磨き、自社の施工力を高めていくことを通じて、都市・福岡の発展に寄与していきたいと思っております」(松本社長)。

【坂田 憲治】


<COMPANY INFORMATION>
代 表:松本 優三
所在地:福岡市東区馬出1-1-19
設 立:1966年5月
資本金:1億円
TEL:092-554-5930
URL:https://matsumotogumi.net

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