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証券取引等監視委員会は28日、フィリピンにある投資会社「S DIVISION HOLDINGS INC.」(以下、SDH)および大阪市にあるグループ会社「(株)STEPCAPITALMANAGEMENT」(以下、キャピタル)に対して金融商品取引法(以下、金商法)第187条第1項に基づく調査を行った結果、両社が金商法に違反し、無登録で投資家に社債などを発行していたと発表した。
監視委によると、両社および両社の会長である須見一氏は有価証券届出書を提出することなく、(外国)社債の募集を行っていた。SDHは2022年7~9月に約56億円分の外国社債を発行し、無届けで募集した。キャピタルも21年9月と12月に約4億6,000万円の社債を発行して無届けで募集したという。
監視委は同日、須見氏に対し金商法違反行為への禁止と停止を命じるよう、大阪地裁に申し立てを行った。
キャピタル社の代理店の言い訳
このキャピタルの代理店格として資金を集めていたのが、コンサル事業を行う(株)まるの会(東京都新宿区)である。一條好男代表は「対応をしてきたが、間に合わなかった。いろいろと説明会などを行っており、元本は何としても返済する。しかし、金利の一部を減額とさせてもらうよう要請することもあり得る」と言い訳している。
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