JR九州は21日、九州新幹線や特急列車を活用した「荷物輸送サービス」について、鹿児島県の大隅半島(鹿屋市)から福岡市へ即日輸送する実証実験を始めると発表した。リードタイム短縮のほか、共同配送によるトラックドライバー不足、CO2排出量削減、地域産品の消費拡大など地域課題の解決につなげる。
実験は28日に実施。鹿屋市役所と鹿屋漁港に集積された朝採れ野菜や、作りたてのさつまあげ、フルーツなどの特産品を、トラック・フェリー輸送を経て、九州新幹線により鹿児島中央駅から博多駅まで4時間程度で輸送する計画だ。
具体的には積載や販売までの所要時間、積載方法、振動状況の確認、ニーズの調査などを検証する。輸送された特産品は同日、博多駅の在来線中央改札口前スペースで開催する「つばめマルシェ@博多」で販売する(28日午後2時半からの予定)。
【田中 直輝】
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