2024年05月04日( 土 )

リックス24年期中間 鉄鋼、自動車業界向け中心に好調で増収増益

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 産業機械の製造・販売を行うリックス(株)(福岡市博多区、安井卓代表)はこのほど2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比11.7%増の236億5,600万円、営業利益は同24.3%増の17億5,700万円、経常利益は同17.1%増の20億3,100万円、四半期純利益は同20.7%増の14億1,900万円となった。

 セグメント別では鉄鋼や自動車、電子・半導体など主要な業界向け事業が増収増益となっている。このうち、鉄鋼業界向け事業では既存設備の更新・増設案件、保全分野での大型案件の受注などが、自動車業界向け事業では電池製造部門への部材やインバータ類の販売などが好調で売上増に寄与した。

 通期業績予測に変更はなく、売上高は前期比5.0%増の475億円、営業利益は同7.0%増の35億6,000万円、経常利益は同3.0%増の38億6,000万円、当期純利益は同2.7%減の26億9,000万円としている。

【茅野 雅弘】

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