2024年07月21日( 日 )

【まるの会・一條氏のコンサル資質に疑義(13)】神通力で株価アップ!…も息切れか?

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株価を上げるカリスマの神通力

 日銀総裁が発言すれば、日経平均や為替が急展開する。カリスマ経営者が発言すれば、その会社の株価も大きく影響を受ける。

 11月28日に開催されたスリーダムアライアンス(以下、3DOM)のセミナーでは、同社のカリスマ・松村明彦オーナーが、noco-noco株にも言及した。その結果、28日に0.22ドルだった同社の株価は、29日にはなんと0.24ドルまで浮上、一夜にして約10%も上げたかたちになった。

 カリスマオーナーの影響力恐るべし。散々、同社の経営に疑念を呈してきた当社としては、カリスマの神通力に敬意を表すべく、早くも脱帽姿勢を取ってことの成り行きを見守ることとした。

 というのも、12月1日には毎年恒例、まるの会の「望年会」が企画されていたからだ。我らが追いかけ続けてきたカリスマコンサル・一條好男氏の神通力がnoco-nocoに届かぬはずはない。

 報告によれば、『2024年望年会〜中小企業の未来を考える〜』と銘打った会には100名以上の参加者が集まった。第1部では、3DOMの社外取締役にも就任している竹中平蔵・元総務相が基調講演を行ったという。まるの会ならびに3DOMが、竹中元総務相と親密な関係にあることを改めてアピールしたのである。とすれば、noco-nocoの株価が上がらないわけがない。

その結果株価はどうなったか?

 まるの会の神通力におののきながら、恐る恐る株価の動向を見てみた。
NCNC:NASDAQ CM 株価 - Noco-Noco Inc - Bloomberg Markets

 すると、11月30日に0.24ドルだった株価は、12月1日には0.25ドル、4日には0.26ドルになった。やはり神通力は効いている! そのまま微増を繰り返しさらに上がり続けるものと思われた。

 だが、7日には一時0.23ドルまで急落、その後0.24前後を行き来している。あまりにも早い息切れに、我々も拍子抜けした。上がってやっぱり下がったというのは、誰かが買って、誰かが売ったということだ。売ったのが、株の購入を勧めた当人たちでなければ良いが…。

 ちなみに望年会では、ウォルトングループのジェームス・ビューカナン日本統括担当マネージャーからも報告があり、不動産投資の一部プロジェクトにおける償還がある旨報告されたという。それに対しては参加者からは喜びの声が挙がったという。

 下記記事でも伝えたように、ウォルトンは来る12月15日セミナーを控えている。
【まるの会・一條氏のコンサル資質に疑義(11)】ウォルトンセミナーは主力の資金源

 セミナーを前に「まるの会」会員の方々には嬉しい報告となったわけだが、同セミナーにご参加予定の方々は、noco-nocoが上場直前の8月4日に10.64ドルだったという事実をお忘れなく。

(了)

【寺村 朋輝】

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