2024年05月17日( 金 )

リックス、インド市場向け製造拠点として海外子会社を設立

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 16日、リックス(株)(福岡市博多区、安井卓代表、東証プライム)は、新たな海外子会社「RIX INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMITED」をインドに設立したことを発表した。2023年12月26日に設立されたこの子会社は、カルナータカ州の日本工業団地に位置し、自社製品である「ロータリージョイント」と「オイルスキマー」の製造を行う。

 同社は設立の目的について、インド市場は人口増加と経済成長が見込まれ、自動車や電気・電子業界の成長にともない、主要顧客である工作機械・鉄鋼業界も大きな成長が予想される。これに対応するため、インドの顧客に即した性能・納期・コストで製品を提供する体制を構築し、長期経営計画LV2030において掲げる海外売上高140億円(22年度:51億円)達成を目標とし、「世界のトップメーカー」を目指すとしている。

 新会社の資本金は3億7,000万ルピー(約6億6,000万円相当)で、出資比率はリックスが99.0%、同社子会社のRIX INDIA TRADING & SERVICE PVT. LTD.が1.0%。新会社設立によるリックスの24年3月期の連結業績への影響は軽微であるとしている。

【寺村 朋輝】

関連記事