(株)ブリヂストン(東京都中央区、東証プライム)は6日、鉱山・建設車両用タイヤの生産拠点である北九州工場(北九州市若松区響町2丁目)に戦略投資を実施すると発表した。約250億円をかけて既存設備の刷新を行うもので、2027年中の完了を予定している。
09年6月に操業を開始した同社北九州工場は、約37haの敷地で同社の「断トツ商品」である鉱山・建設車両用タイヤ「Bridgestone MASTERCORE(ブリヂストン マスターコア)」などを生産する戦略生産拠点であり、高品質な商品をグローバルへ供給している。
今回の戦略投資は「2030年長期アスピレーション実現に向けた中期事業計画(2024-2026)」に基づくもので、同社のプレミアムタイヤ事業を牽引する鉱山車両用タイヤビジネスを強化していくべく、高品質で安定した生産体制を確保するとともに、グローバルにおける同社の「断トツ商品」の競争力を強化していくもの。
量の拡大ではなく、質の向上へフォーカスすることで、安全・防災・環境・品質および生産性などすべてのレベルを高めるとしており、設備刷新後も現在と同じ水準の1日約170tの生産量は維持していくとしている。
【坂田憲治】
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