福岡歴史観光市民大学、第16期の受講生を募集 市民目線で歴史と観光を探る18講座
福岡の歴史や文化、観光の魅力を市民の手で学び・伝える「福岡歴史観光市民大学」が、2025年度(第16期)の受講生募集を開始した。主催はNPO法人福岡城・鴻臚館市民の会(福岡市中央区)で、福岡市および福岡市教育委員会が後援する。
開講期間は7月1日~11月25日の約5カ月間で、原則として毎週月曜午前に全18回の講座が行われる(祝日の場合は翌日に開催)。初日は開講式と講座、最終日は閉講式を含み、会場は福岡市中央区天神の福岡市民ホール小ホール(最終日のみ中ホール)を使用する。
講座は「福岡博多の夏祭りと大灯籠」「描かれた戦国時代の博多」「ICTを使った地域活性化と観光の未来」など多彩なテーマが並び、美術・建築・歴史・伝統芸能から現代の都市政策に至るまで幅広い内容となっている。講師陣には福岡市博物館、九州大学、九州国立博物館、企業の専門家など第一線の研究者や実務家が名を連ねる。
受講料は1万8,000円(当会会員は1万6,000円)で、単回受講は不可。定員は先着順で120名まで。申し込みは6月20日まで受け付けており、郵送・FAX・メールのいずれかで申請可能。定員に達し次第締め切られる。
福岡城跡や鴻臚館跡といった市の重要文化財の保存・活用を目指す市民主体の活動の一環として、16期目を迎える同大学。学ぶだけでなく、福岡の魅力を発信する担い手づくりの場としても注目を集めている。
■申込先、お問い合わせ先
主 催:NPO法人 福岡城・鴻臚館市民の会
住 所:〒810-0042
福岡市中央区赤坂 1-7-27-208号室
TEL:092-716-8238
FAX:092-716-8254
(月、水、金/午前10時~午後3時)
詳しくはPDFファイルをご覧いただきたい。
【寺村朋輝】