【倒産】(株)マ・メール(大阪市) 高級子供服輸入卸・小売業 福岡の百貨店にも出店

民事再生手続廃止決定
負債総額23億8,000万円

 同社は昨年9月24日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していたが、本年5月12日、同地裁より再生手続廃止決定を受けた。

 保全管理人には同じく井上裕明弁護士(半蔵門総合法律事務所、東京都千代田区二番町3-5、電話:03-3239-0011)が選任された。

 同社は1978年創業。海外のラグジュアリーブランドと子ども服の独占販売契約を行い、百貨店やホテルを中心に出店して販路を拡大していた。しかし、コロナ禍における店頭販売の減少や、急激な円安による仕入れコストの高騰で収益が悪化。昨年9月に東京地裁に民事再生法の適用を申請した。スポンサー支援のもと再生計画を進めていたが、その後、見通しが立たなくなり、今回の措置となった。

 近々では東京、大阪、名古屋をはじめ、福岡の百貨店にも出店していた。

業種 輸入卸・小売業(高級子供服)
企業名称 (株)マ・メール
所在地 大阪市住之江区南港北2-1-10
登記上 大阪市中央区備後町2-5-8
設立 1978年4月
資本金 2億4,800万円

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