【速報、参議院選挙2025】福岡選挙区、野田国義氏が落選 立憲が議席失う

 20日に投開票が行われた第27回参議院選挙の福岡選挙区(定数6、改選数3)では13人が立候補。選挙期間中に支持を広げ初当選をはたした参政党の中田氏に押され、立憲現職の野田国義氏は落選確実となった。

 これまで福岡では自民党、立憲民主党、公明党が選挙のたびに1議席ずつ分け合っており、立憲は民主党時代の2004年から福岡で2議席を維持してきたが、指定席を1議席失うかたちとなった。

 選挙結果を受け、野田氏は「集大成のつもりで臨んだが一歩およばなかった。福岡でも野党勢力が議席を得ており、政権交代につながることを期待したい」と述べた。

 野田氏は1958年6月生まれ、福岡県八女郡広川町(現・八女市)出身。日本大学を卒業後、古賀誠衆議院議員秘書などを経て、93年に34歳で八女市長に就任。2009年の衆議院選挙で民主党公認で初当選(比例九州)。12年の落選後、13年に参議院選挙で当選。民進党を経て、2019年7月の参議院選挙では立憲民主党公認で再選をはたす。

落選の報を受けて支持者らに挨拶する野田国義氏
落選の報を受けて支持者らに挨拶する野田国義氏

【茅野雅弘】

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